経済産業省では、「サプライチェーン全体でのカーボンニュートラルに向けたカーボンフットプリントの算定・検証等に関する検討会」を開催し、カーボンフットプリントを巡る状況と今後の方向性、及び算定・検証に関する指針について、取りまとめました。当検討会には当社代表の中村が理事長を務めます「一般社団法人グリーンCPS協議会」として出席しています。
概要
「サプライチェーン全体でのカーボンニュートラルに向けたカーボンフットプリントの算定・検証等に関する検討会」では、カーボンニュートラル実現のためのサプライチェーン全体での排出削減に向けて、2022年9月から2023年1月までに計4回の議論を行い、以下の2点について、検討を進めてまいりました
１．国内外のカーボンフットプリントを巡る状況を整理するとともに、我が国企業のサプライチェーン全体での排出削減と製品・産業の競争力強化の観点から、カーボンフットプリントに関連する政策対応の方向性を明示するレポート
２．カーボンフットプリントの算定及び検証について、上記の観点から具体的に必要と考えられる事項・枠組について整理し、それを満たすことで一定の確からしさを担保することができるガイドライン「カーボンフットプリント ガイドライン」
なお当社は経産省主催にて行われた、CFP算定ガイドライン作成のための実証実験に参加しておりました。こちらの実証実験では、CFP検討会での議論内容を踏まえつつ、サプライチェーンでデータを共有する形で１次データを活用したCFP算定における課題や対応の方向性を見出すことを目的としておりました。当社はシミュレーション技術を活用したGHG算出のためのデータ収集支援を行う事で本実証実験に寄与してまいりました。
「レポート」および「ガイドライン」は経済産業省のサイトに掲載されておりますので下記よりご覧ください。
