地域発ものづくりブランド「TOTT」を立ち上げました

弊社と株式会社ハーズ実験デザイン研究所(代表取締役 村田智明)が共同するプロデュース により、鳥取県戦略産業雇用創造プロジェクト「ラビット・バレープロジェクト」において商品開発を学んだ企業が連携して、鳥取県企業連携ブランド「TOTT」を立ち上げました。

その発表会として、平成28年3月23日、鳥取市内の有隣荘において、 ラビットバレー·プロジェクト(RVP)成果発表&TOTT発表会を行いました。

当日はTOTTに参加する開発メーカ、鳥取県の関係者の方々、また、数多くのメディアにご来場いただき、TOTT誕生の素晴らしい発表会となりました。

以下、商品発表会の様子です。

ラビットバレー・プロジェクトとは

ラビットバレー・プロジェクト(RVP)とは鳥取県商工労働部が主導する、鳥取県戦略産業雇用創造プロジェクト(CMX)の一環で実施されたプロジェクトです。

従来、補助金が出ては雇いいれ、その1年後には解雇するといった一過性の雇用に終わるケースを様々な地域で見てきたが、鳥取の対策は決してそうなってはならないと考え、RVPでは企画・開発力のスキルアップとコアコンピタンスを生かした開発体制により、企業が体力や体制を整え、企画・開発力のスキルアップと新規雇用を生み出すコアコンピタンスを生かした開発体制を目指してきました。補助金を原資に雇い入れ、終わると解雇する補助金依存の雇用ではなく、新規雇用を生み出し、継続雇用を促進することを目指してきました。そしてさらに、基盤強化型プロジェクトや標準高度化教育講座で得たスキルを集大成として、可視化した成果物にできないか、またその実践過程自体が企画・開発力の講座になりえないかと試みたのが、このラビットバレープロジェクトです。

 

METAPHYS×TOTT デザインブランド戦略

このプロジェクトを立ち上げるには強いメッセージが必要でした。各社が1、2品のアイテムをバラバラに開発、販売しても、昨今では全く話題性は無く、その投資と苦労はむくわれないことは通説でした。

そこで、企画、デザイン、営業がいないという課題が山積みの状況において、企業連携のコンソーシアムブランドTOTTを創ることで、企業が苦手な部分を共通に処理する仕組みを創りました。

ブランド名、デザインイメージ、販路、宣伝広告は、METAPHYSコンソーシアムパートナ企業の参加によって、バラバラに開発する企業リスクの軽減をを目指しました。

METAPHYS×TOTTが共通してあらわしているものは、流行を追いかけない用の美。素材感を大切に、そしていつまで持ち続けたい道具に無駄のない思想のデザインに、日本の文化的背景、精神性を感じられる「Something Inside」を込めました。

➤ラビットバレー・プロジェクト(RVP)・TOTTについての詳しい情報こちら

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