渡邊一衛の生産システム設計WEB講座

講座の紹介

生産工場や物流の現場において業務の効率化や高精度化が求められているなか、戦略的なものづくりを企業活動に組み込むことは重要ですが、そのための生産システム設計を実施できる人材を育成することが課題となっています。


今回のWEB講座では、生産戦略に基づき、生産システム設計を行える人材を育てることを目的に生産シミュレーションを活用した管理技術の知識を広め、製造業のエンジニアリング技術の向上を支援したいと考えています。ここでは生産システム設計を学ぶとともに、組織能力の強化や、事業戦略のイノベーションに繋がれば幸いです。


本講座では、IE領域では日本のトップクラスの指導者である渡邉一衛氏を講師に迎え、入門編として基本的な考え方や初歩的なアプローチをご説明いたします。


尚、本講座でご紹介する内容は、GD.findi 上でシミュレーションとして様々な生産システムを設計して仮想的に実行してみることができますので、お試しいただければ幸いです。

GD.findi についてはこちら

講師の紹介

渡邉 一衛
成蹊大学 名誉教授
株式会社 レクサー・リサーチ 顧問


慶應義塾大学大学院工学研究科管理工学専攻博士課程修了、工学博士。
横浜市出身、慶應義塾大学工学部で生産管理を中心としてIE、OR、QC、経済性工学等の管理技術研究に携わる。卒業後、成蹊大学工学部経営工学科助手として勤務。その後、専任講師、助教授、教授を経て名誉教授となる。日本インダストリアル・エンジニアリング協会、日本科学技術連盟、日本ロジスティクスシステム協会、日本生産性本部などを通じ広く社会人の研修、教育に当たっている。現場を大切にすることを心掛け、意思決定に関わる多くの情報が現場にありながら放置されている状況を改善する必要がある、という思いで活動を行っている。日本経営工学会、日本シミュレーション学会などに所属。

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入門編 第1講「問題解決のプロセス」

この講座では、生産システム設計にとりかかる前に、 知っておきたい管理技術の重要さを提示します。
生産における問題点や管理技術の語意、これらのことを踏まえた上で、 生産現場や物流現場で起こる問題から解決までのプロセスをご紹介します。(8分3秒)

入門編 第2講「生産システム」

この講座では、生産プロセスに不可欠な要素の関係性を、 実際の生産計画を例にして説明します。
第1講で説明しました管理技術には、さらに細かい管理区分があります。それらの管理区分における評価指標や投入資源をピックアップし、 生産システムとは何か、何をどのように管理すべきかをご紹介します。(8分11秒)

入門編 第3講「モノの流れの設計」

この講座では、生産の流れを分かりやすく説明した上で、 モノづくりにおける工程の編成方法を提案します。
前講で説明しました管理技術の知識を活用して、 生産の高精度化を図るシステム設計の考え方をご紹介します。(9分20秒)

入門編 第4講「仕事の構造と発想法」

この講座では、これまで説明したモノづくりを仕事の構造として考えてみます。仕事の観点から評価すると、生産性を高めるメソッドが更に細かく見えてきます。
お茶淹れ作業を例に管理技術に求められるアイデアの出し方をご紹介します。(17分7秒)

如何でしたか、ご参考になりました考え方や知識はあれば幸いです。
尚、講師へのご相談やご質問、お問い合わせがあれば、ご遠慮なくご連絡ください。
また、今後、期待する講座等がありましたら、ご遠慮なくご希望をお知らせください。

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