2023年6月9日 にレクサー・リサーチ設立３０周年シンポジウムを開催いたしました。本シンポジウムは会場とオンラインのハイブリッド開催とし、200名を超える方々にご参加いただきました。
『日本のモノづくりが目指すデジタル産業革命とは／モノづくり力と経営戦略の再構築のために』をメインテーマとし、DXおよびGX分野のリーダーである有識者の皆様方をお招きして最新のトレンドや技術、また、今後の指針について講演をいただきました。
１．主催者挨拶と来賓挨拶
弊社代表の中村よりご挨拶の後、来賓の方々にお祝いの言葉をいただきました。
２．エンジニアリング・トレンド～海外の動きと日本のモノづくり
東京大学の木村名誉教授より、これからの製造業や製造業の革新、研究開発の動向についてご講演をいただきました。
パナソニックホールディングスの槇原様より、様々な工場の生産革新リーダーとしてのご経験を元に現場とCPS（サイバーフィジカルシステム）についてご講演いただきました。
清水建設の下田様より、エンジニアリング事業における最新動向や次世代工場の取り組みについてご講演いただきました。
３．デジタル産業革命ストラテジ
JIC VGIの小宮様より製造業のデジタルプラットフォーム戦略をはじめ、製造業が進化していくための最新ＤＸ動向をご講演いただきました。
弊社取締役の柴田が「生産デジタルツイン」をテーマにメタバース×デジタルツインの事例紹介やレクサーDX戦略について講演しました。
４．DXパネル～「日本の現場力を活かすサイバー・エンジニアリング、業務革新を進めるために」
初めに東京大学特別顧問の片山様よりパネル講演として製造現場におけるデジタル化の様々な課題とモノづくりの勝ち筋についてお話いただきました。
次に「日本の現場力を活かすサイバー・エンジニアリング、業務革新を進めるために」をテーマとし、デンソーの助川様、きづきアーキテクトの長島様、慶應義塾大学の白坂教授に現状の課題や今後の指針についてパネルディスカッションを行っていただきました。
５．GXパネル～「業務現場を巻き込んだGX戦略でESG経営を加速するために」
初めにゼロボードの渡慶次様よりパネル講演としてGHG算定の市場動向やカーボンニュートラルに向けた方針についてお話いただきました。
次に「業務現場を巻き込んだGX戦略でESG経営を加速するために」をテーマとし、レゾナックの井深様、東京大学の梅田教授、早稲田大学の伊坪教授に現状抱える課題や今後の指針についてパネルディスカッションを行っていただきました。
また各プログラムの最後にはカルテット・オリーブの皆様による素晴らしい演奏がございました。参加者の皆様が舞台を見ながら演奏を楽しむ様子や、リラックスし歓談する様子が見られました。
本シンポジウムを糧にさらなる成長を目指して精進してまいりますので、引き続きご支援をいただければ幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします。
